Alpine Jauneのブログ

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ヒーターユニット系のリフレッシュ

2016年12月27日

 

以前から気になっていたこと・・・

ヒーターバルブコックからの冷却水の滲みとヒーターコアの錆具合




未明に出発したら水温が上がらずヒーターも全く効かなかった今月のフロムセブンミーティング

やっぱりヒーター効かなきゃ寒すぎて。。。



ユニット開閉口の調整不良もあって温風の出も悪く、ヒーターユニット、ホース類のリフレッシュを決断し、ホースやジョイントパイプ等の準備にかかったところ



純正のヒーターホースなんて有る筈もなく、ついてるホースを測ってみると内径は18mm(^^;)

汎用のヒーター用ホースを流用するしかないけれど、一般的なホースは内径16mmか19mm。
いろいろ調べて、ホース専門店で特殊サイズの18mmを入手できた。

ところがストレートのホースジョイントは削出し以外は19mmのみしかなく
エルボーの18mmなんて削り出しも含めて全く見つからず。

旋盤でもあれば18mmに削るんだけど・・・
仕方なしに18mmホースに19mmジョイントで対応することにして作業開始。





ヒーターホースを外したら赤茶けた冷却水と錆が






助手席に潜り込んでヒーターユニットを外して







出てきた冷却水はそんなに酷くない・・・
ヒーターコアは交換されてるみたいでヒーターコア自体は錆がほとんどない。
冷却水の錆はホースジョイントの錆によるものであり、コアは修理に出さなくても良さそう。





バイクのガソリンタンクの錆取りに使った「花咲か爺さん」を満たして錆取り。
ワインのコルク栓がピッタリ。






バルブコックも純正品は手に入らず、入手していた後期モデル用使用も考えたけど、Oリング交換で修理可能だったのでバラして再使用することに





ネットで調べたところOリングのサイズが判明したため東京からOリングを調達し交換





ヒーターユニットを分解し





清掃






助手席に潜り込みアクロバティックな姿勢を取りながら
元通り組み付け 開閉口の開き具合を調整






ストレスのかからないようにホースを接続









エンジン始動後サーモスタットが開くまで水温の上昇を待ちエア抜きと漏れのチェックを行い、
その後注意深く家の周りを何度も走行しながらエア抜きと漏れをチェック。
水温が上がってヒーターホースが熱くなり、開閉レバーを動かして温風の出るのを確認して作業完了。


アクロバティックな姿勢での作業と汎用パーツをどうやって純正品らしく使うかの頭の体操で疲れたヒーターユニット系のリフレッシュ。。。

これで気になるところの整備がひとつ終わった。



次こそフロントアームのブッシュとボールジョイント交換をしたいけど

大変そうだからもう少し後になりそう(^^♪