Alpine Jauneのブログ

黄色いAlpineA110のページ

オルタネーターステーの折損修理

2018年04月26日

 

最近段差を走行したときに後方から時々聞こえる微かなチャリンという音が気になっていた。
エンジンをいじってるときに置き忘れたスパナ等が踊って接触するような音・・・


置き忘れた工具がどこかに挟まっているのかな?

と思い24日の火曜夜に確認するも見当たらず(^^;


ついでだからと予備のVベルト購入のために品番の確認をしようと下から上から奥の方を覗き込んでたら・・・・

あら? オルタネーターのステーが折れてるのを発見(^^)




オルタネーター・・・オリジナルの信頼度の低い某欧州メーカーのモノではなく日産用の国産モノが付いており、それに合わせてVベルトも整備マニュアルとは違ったサイズのVベルトが付きステーもワンオフで作られていたのはA110が手元に来た時に確認済み。




ゴムのダンパーを入れたりと結構凝った作りではあったが、強化された部分とそうでない部分が見受けられ、いずれ応力の歪みで折損するだろうとは思っていた。










さてどうしようか?

折れたステーを溶接補強して再使用するか?
何かで作るか?


金属板は簡単だけど振動を受ける部分だけに金属疲労に弱い・・・デンデンボルトと高ナットを組み合わせれば見てくれもいいけど、ウォーターポンプからのホースとVベルトの干渉を避けるには微妙な曲げ加工が必要になるし、ベルトの張り具合調整のことも考えなきゃいけなく面倒。。。

溶接補強の方が簡単なので溶接加工で行こうと


翌日の出勤前にPRO SHOP ホダカ に材料を探しに行った。




見つけたのはコレ

建物の接続・補強に使う 腰高羽子板ボルト





この微妙に曲がった平板部分を使うことに

1本 なんと70円(笑)







早速知り合いのバイク屋さんに持ち込み、腰高羽子板ボルトを切断しステーの強度が均等になるように溶接加工をしてもらった。







これを持ち帰り ディスクグラインダーとグラインダーで形を整えリューターで長孔を開け







ウォーターポンプとプーリーのこの隙間にステーを入れてボルト止めするため、補強して分厚くなった分ボルトの頭を削って薄くしホース・Vベルトに干渉しないように現物合わせでステーを削った後に塗装








元通りに取付けて作業完了(^^♪