2013年10月14日
今年8月に槍から双六の西鎌をやろうと思ったけど、天候に恵まれず断念。
その時の欲求不満がずっと残ってました。
遅めの夏休み(?)が取れたので、時期的な混雑覚悟で北アルプスへ行こうか~♪
当初は、立山三山~別山尾根からの剱岳~大日岳縦走も考えたけど・・・
冠雪したら、まず絶対に剱岳は無理なので、どこへでもエスケープルートのある、槍ヶ岳中心の縦走を計画。
やっぱり、夏のリベンジがしたかった(^^)
ところが・・・
休みに入った途端、台風24号、25号が・・・・(^^;
天気図、台風情報とにらめっこしながら休み後半に賭けた。
台風は去っても、コースが悪かったため台風一過は望めず、台風に影響された低気圧がやってくるためにまた天気は期待できない予報ばかり。。。ああ!!!
しかも、休み後半は三連休で秋山最後の混雑の時期
でも・・・行くしかないって、雨確定の翌日を前に、晴れた10日を移動日として出発。
三連休前日の11日はたぶん夕方で駐車場満車のはずですが、新穂高温泉登山者用駐車場はガラガラ(^^)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
翌12日、朝6時に登山届を出して出発
やっぱり、天気予報どおり 雨 です!
今回は、まず、食事の美味しい双六小屋に泊まり、翌日北アルプスの裏銀座と呼ばれる西鎌尾根を槍ケ岳へ向かために蒲田川の左俣林道をわさび平の方へ向かいます。
天気に恵まれれば、槍~北穂高~奥穂高も期待できそうなんだけど・・・。
林道を歩き始めて約1時間
笠ヶ岳へ登る登山口
この笠新道も半端じゃない急なルートです。
笠新道登山口から10分ほどで、わさび平小屋
冷えたリンゴがとっても美味しそう
雨の中、もくもくと林道を歩き、登山道の小池新道
秩父沢を過ぎ
晴れてたら紅葉がきれいなんだろな
このあたりがしんどかった
シシウドヶ原
残雪が見えます。
根雪になるのかなあ
平坦なところへ出たんだけど、名前がねえ(笑)
熊のおどり場だって・・・
こういった道標、すごく励みになります・・・ホントなら(笑)
山の道標って、いい加減なものがけっこうあります。
でも、あと5分だ!
このあたりまで来たら、雲が少し切れてきた。
左手、大ノマ岳~笠ヶ岳の稜線がすごくはっきりと
急な斜面を登り切ったら鏡平
逆さ槍で有名な鏡池
でも、ガスって逆さ槍は無理です!
雲がどんどん流れていく
雲の切れ間がだんだんと大きくなっていく
対岸に回り込むと笠ヶ岳の稜線がすごくきれい
北穂高~奥穂高がチラッと・・・
ひょっとしたら・・・(^^)
鏡池から1分のところの鏡平山荘
歩き始めて5時間、鏡池の景色も気になるけど・・・
ラーメンを注文
食べ終わって、ふと穂高の方向を見ると・・・
雲が切れてる!!
大急ぎでまた鏡池まで走って
スゴイです!!
さっきまで降ってた雨が信じられない!!
景色は池に映ってないけど・・・
山岳ガイド本に載ってる写真は見たことあるけど
迫力が違います!
山肌も沢筋もドキッとするほどの迫力の
大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳
槍ヶ岳
南岳~北穂高岳の大キレット
鏡池からの槍ヶ岳のアップ
鏡池のスゴイパノラマを後に双六小屋へ
まず、鏡平山荘横の小さな池を回って弓折岳の尾根を登ります。
登りきったところが弓折乗越
左へ行けば笠ヶ岳
右の双六方向へ
さっきまで居た鏡平山荘があんなに小っちゃく
鷲羽岳をバックに、双六小屋が見えてきた
でも・・・遠いなあ(^^;
またまた雲が出てきたし・・・
いくつもの小さなアップダウンを繰り返してテン場の手前
双六小屋が手に取るように大きくなってきた
本日のお宿、双六小屋に到着
完全にガスってきてます
食事は、おでん、天ぷらでボリュームたっぷり
さすが、食事の評判のいい山小屋
この後、低気圧の前線が通過したらしく
一晩中、雨と小屋を揺るがすような強風
テントじゃなくて良かったって痛感、明日の天気を期待しながら7時過ぎには寝るしかなかったが・・・
翌日の予報は 低気圧の通過が遅く、しかも発達するため強風と雨が残り 通過後は冬型になるって・・・
え~っ!?(^^;
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
翌朝、雨は降ってないけど、いつ降り出すかわからない空模様
しかも、風は強烈
でも、行くしかない
一緒にいる人達、4人は双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳へ向かいます
双六小屋では12人部屋に4人ゆったりできました
双六岳、独特の丸いお山からの槍ヶ岳が見たかったのに・・・
まず、朝一発の樅沢岳への登り、約200m
朝からシンドイです(笑)
晴れてれば北鎌尾根~槍ヶ岳の稜線が素晴らしいのに・・・
ガスってて、たったこれだけです(^^;
硫黄の頭を目指して
硫黄岳、硫黄尾根の独特の山肌
槍の見えない西鎌尾根を
雷鳥には会えなかった
これは、たぶんオコジョの糞、出たばっか(マクロで撮ってます、実際は2cmくらい)
雨とガスの中、岩場を越えて
飛騨沢からの千丈乗越(2720m)
あと400m弱の登り
やっと槍ヶ岳山荘(3080m)
雨がみぞれみたいになってきて
とうとう・・・雪
ここでは素泊まりとしたので、昼過ぎから自炊室で食事をする方たちとのゆったりした時間を満喫できました
普段、コーヒーしか持って行かなかったので、いただいた紅茶、ココア、寒い身体にありがたかったです。
同じ愛知県からのお二方、ありがとうございました。
チョコチップクッキー、まだ手元にあります(^^)
自炊室は居心地良かったけど、部屋は布団びっしり
まあ、三連休だし、1人1枚確保ならまだありがたい方かな・・・。
槍ヶ岳山荘は風の通り道じゃないのか、夜中に強風で山荘が揺れることはなかったけど
結構風吹いてました
予報では、朝には天気も回復するけど、強風が残るって・・・(^^;
どうしようか・・・?
キレット越えて行こうか・・・
何も見えなかった西鎌尾根から下るか・・・
西へ東へ南へ北へ・・・どこへでも行けるのが槍ヶ岳です(笑)
でも、北鎌は無理です(^^;
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
4時半に目が覚めて、自炊室の窓から外の様子をうかがうと
お~っ快晴!
すごく星がきれい!
一旦部屋に戻って荷物をまとめ、自炊用具を持って自炊室
外を見ると・・・
朝焼けが始まってます
風の強い中、もう登ってる人がいます(白い光は頂上を目指す人のヘッドライト)
富士山が
雪がついてます
槍ヶ岳山荘(3080m)からのご来光(5時48分)
朝食を取ったし・・・
そろそろ登るかな
雪に気をつけてゆっくりと
こんな鎖場を
前穂、北穂、奥穂が
最初の梯子
最後の梯子
頂上(3180m)
凄い風
笠ヶ岳の威容
右端が立山、剣岳
現在は成果使用不能とされている元2等三角点
大喰岳~奥穂高岳
右に焼岳、右奥に乗鞍岳、御嶽山が重なって
奥穂高岳~西穂高岳のアップ
ロバの耳、ジャンダルムが
前穂高岳、中岳からつながる北穂高岳と奥穂高岳のアップ
下山開始
右が下り、左が登り
下りてきました
ライブカメラのすぐ下から(笑)・・・有名な構図
山荘テラスからのアップ
頂上を目指す人達
☆ 槍ヶ岳リベンジ その②へつづく
その時の欲求不満がずっと残ってました。
遅めの夏休み(?)が取れたので、時期的な混雑覚悟で北アルプスへ行こうか~♪
当初は、立山三山~別山尾根からの剱岳~大日岳縦走も考えたけど・・・
冠雪したら、まず絶対に剱岳は無理なので、どこへでもエスケープルートのある、槍ヶ岳中心の縦走を計画。
やっぱり、夏のリベンジがしたかった(^^)
ところが・・・
休みに入った途端、台風24号、25号が・・・・(^^;
天気図、台風情報とにらめっこしながら休み後半に賭けた。
台風は去っても、コースが悪かったため台風一過は望めず、台風に影響された低気圧がやってくるためにまた天気は期待できない予報ばかり。。。ああ!!!
しかも、休み後半は三連休で秋山最後の混雑の時期
でも・・・行くしかないって、雨確定の翌日を前に、晴れた10日を移動日として出発。
三連休前日の11日はたぶん夕方で駐車場満車のはずですが、新穂高温泉登山者用駐車場はガラガラ(^^)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
翌12日、朝6時に登山届を出して出発
やっぱり、天気予報どおり 雨 です!
今回は、まず、食事の美味しい双六小屋に泊まり、翌日北アルプスの裏銀座と呼ばれる西鎌尾根を槍ケ岳へ向かために蒲田川の左俣林道をわさび平の方へ向かいます。
天気に恵まれれば、槍~北穂高~奥穂高も期待できそうなんだけど・・・。
林道を歩き始めて約1時間
笠ヶ岳へ登る登山口
この笠新道も半端じゃない急なルートです。
笠新道登山口から10分ほどで、わさび平小屋
冷えたリンゴがとっても美味しそう
雨の中、もくもくと林道を歩き、登山道の小池新道
秩父沢を過ぎ
晴れてたら紅葉がきれいなんだろな
このあたりがしんどかった
シシウドヶ原
残雪が見えます。
根雪になるのかなあ
平坦なところへ出たんだけど、名前がねえ(笑)
熊のおどり場だって・・・
こういった道標、すごく励みになります・・・ホントなら(笑)
山の道標って、いい加減なものがけっこうあります。
でも、あと5分だ!
このあたりまで来たら、雲が少し切れてきた。
左手、大ノマ岳~笠ヶ岳の稜線がすごくはっきりと
急な斜面を登り切ったら鏡平
逆さ槍で有名な鏡池
でも、ガスって逆さ槍は無理です!
雲がどんどん流れていく
雲の切れ間がだんだんと大きくなっていく
対岸に回り込むと笠ヶ岳の稜線がすごくきれい
北穂高~奥穂高がチラッと・・・
ひょっとしたら・・・(^^)
鏡池から1分のところの鏡平山荘
歩き始めて5時間、鏡池の景色も気になるけど・・・
ラーメンを注文
食べ終わって、ふと穂高の方向を見ると・・・
雲が切れてる!!
大急ぎでまた鏡池まで走って
スゴイです!!
さっきまで降ってた雨が信じられない!!
景色は池に映ってないけど・・・
山岳ガイド本に載ってる写真は見たことあるけど
迫力が違います!
山肌も沢筋もドキッとするほどの迫力の
大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳
槍ヶ岳
南岳~北穂高岳の大キレット
鏡池からの槍ヶ岳のアップ
鏡池のスゴイパノラマを後に双六小屋へ
まず、鏡平山荘横の小さな池を回って弓折岳の尾根を登ります。
登りきったところが弓折乗越
左へ行けば笠ヶ岳
右の双六方向へ
さっきまで居た鏡平山荘があんなに小っちゃく
鷲羽岳をバックに、双六小屋が見えてきた
でも・・・遠いなあ(^^;
またまた雲が出てきたし・・・
いくつもの小さなアップダウンを繰り返してテン場の手前
双六小屋が手に取るように大きくなってきた
本日のお宿、双六小屋に到着
完全にガスってきてます
食事は、おでん、天ぷらでボリュームたっぷり
さすが、食事の評判のいい山小屋
この後、低気圧の前線が通過したらしく
一晩中、雨と小屋を揺るがすような強風
テントじゃなくて良かったって痛感、明日の天気を期待しながら7時過ぎには寝るしかなかったが・・・
翌日の予報は 低気圧の通過が遅く、しかも発達するため強風と雨が残り 通過後は冬型になるって・・・
え~っ!?(^^;
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
翌朝、雨は降ってないけど、いつ降り出すかわからない空模様
しかも、風は強烈
でも、行くしかない
一緒にいる人達、4人は双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳へ向かいます
双六小屋では12人部屋に4人ゆったりできました
双六岳、独特の丸いお山からの槍ヶ岳が見たかったのに・・・
まず、朝一発の樅沢岳への登り、約200m
朝からシンドイです(笑)
晴れてれば北鎌尾根~槍ヶ岳の稜線が素晴らしいのに・・・
ガスってて、たったこれだけです(^^;
硫黄の頭を目指して
硫黄岳、硫黄尾根の独特の山肌
槍の見えない西鎌尾根を
雷鳥には会えなかった
これは、たぶんオコジョの糞、出たばっか(マクロで撮ってます、実際は2cmくらい)
雨とガスの中、岩場を越えて
飛騨沢からの千丈乗越(2720m)
あと400m弱の登り
やっと槍ヶ岳山荘(3080m)
雨がみぞれみたいになってきて
とうとう・・・雪
ここでは素泊まりとしたので、昼過ぎから自炊室で食事をする方たちとのゆったりした時間を満喫できました
普段、コーヒーしか持って行かなかったので、いただいた紅茶、ココア、寒い身体にありがたかったです。
同じ愛知県からのお二方、ありがとうございました。
チョコチップクッキー、まだ手元にあります(^^)
自炊室は居心地良かったけど、部屋は布団びっしり
まあ、三連休だし、1人1枚確保ならまだありがたい方かな・・・。
槍ヶ岳山荘は風の通り道じゃないのか、夜中に強風で山荘が揺れることはなかったけど
結構風吹いてました
予報では、朝には天気も回復するけど、強風が残るって・・・(^^;
どうしようか・・・?
キレット越えて行こうか・・・
何も見えなかった西鎌尾根から下るか・・・
西へ東へ南へ北へ・・・どこへでも行けるのが槍ヶ岳です(笑)
でも、北鎌は無理です(^^;
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
4時半に目が覚めて、自炊室の窓から外の様子をうかがうと
お~っ快晴!
すごく星がきれい!
一旦部屋に戻って荷物をまとめ、自炊用具を持って自炊室
外を見ると・・・
朝焼けが始まってます
風の強い中、もう登ってる人がいます(白い光は頂上を目指す人のヘッドライト)
富士山が
雪がついてます
槍ヶ岳山荘(3080m)からのご来光(5時48分)
朝食を取ったし・・・
そろそろ登るかな
雪に気をつけてゆっくりと
こんな鎖場を
前穂、北穂、奥穂が
最初の梯子
最後の梯子
頂上(3180m)
凄い風
笠ヶ岳の威容
右端が立山、剣岳
現在は成果使用不能とされている元2等三角点
大喰岳~奥穂高岳
右に焼岳、右奥に乗鞍岳、御嶽山が重なって
奥穂高岳~西穂高岳のアップ
ロバの耳、ジャンダルムが
前穂高岳、中岳からつながる北穂高岳と奥穂高岳のアップ
下山開始
右が下り、左が登り
下りてきました
ライブカメラのすぐ下から(笑)・・・有名な構図
山荘テラスからのアップ
頂上を目指す人達
☆ 槍ヶ岳リベンジ その②へつづく